くり‐あが・る【繰(り)上(が)る】
[動ラ五(四)] 1 繰り上げられた状態になる。「先方の都合で会議の時間が三〇分—・る」「次点のA氏が—・って議席を得た」⇔繰り下がる。 2 足し算で、ある位の数の和が二けたになったとき、一つ上...
くり‐あわせ【繰(り)合(わ)せ】
やりくりして都合をつけること。「万障お—の上ご出席ください」
くり‐あわ・せる【繰(り)合(わ)せる】
[動サ下一][文]くりあは・す[サ下二] 1 糸などを繰って巻き取る。 2 時間などをやりくりして都合をつける。「日程を—・せて帰郷する」
くり‐まわ・す【繰(り)回す】
[動サ五(四)]金銭などを、都合をつけてやりくりする。「隠居の臍(へそ)を予算に入れて—・していた」〈紅葉・二人女房〉
くるし・い【苦しい】
[形][文]くる・し[シク] 1 痛みや圧迫感で、肉体的にがまんができない。「激しいせきこみで息が—・い」「満員の乗客に押されて胸が—・い」 2 悩み・せつなさ・悲しさ・後悔などで、心が痛んでつ...
ぐ‐あい【具合/工合】
1 活動や機能からみた物事の状態。「エンジンの—を調べる」「雨戸の滑り—」「風は吹くし波は高いしといった—であった」 2 健康の状態。「—が悪いので休む」 3 物事の運び方。「こんな—にやろう」...
ぐうはつ‐しょう【偶発症】
医療上の検査や治療に伴って、たまたま生じる不都合な症状。患者の体質・体調によることもある。
ぐつ
(関西地方で)ぐあい。都合。「—が悪い」
けい‐しょう【形勝】
1 風景がすぐれていること。また、その土地。景勝。「—の地」 2 敵を防ぐのに都合のよい地勢・地形。要害。「砲隊が—の地を占めて陣地を布(し)いている」〈漱石・吾輩は猫である〉
けしから◦ず【怪しからず】
[連語]《形容詞「け(怪)し」の未然形+打消しの助動詞「ず」》 1 特に何ということもない。たいしたことがない。「世の中のかくはかなければ、—◦ぬ童(わらはべ)の行く先思ひやられて」〈宇津保・春...