じょう‐げん【鄭玄】
⇒ていげん(鄭玄)
てい【鄭】
中国、春秋時代の列国の一。周の宣王の弟桓公友が、西周末、鄭(陝西(せんせい)省華県)に封じられたのに始まる。のち河南省新鄭県に移り、前375年、韓の哀侯によって滅ぼされた。
てい【鄭】
[人名用漢字] [音]テイ(漢) 1 ねんごろ。丁寧。「鄭重(ていちょう)」 2 中国、周代の国名。「鄭声」
てい‐げん【鄭玄】
[127〜200]中国、後漢の経学者。高密(山東省)の人。字(あざな)は康成。今文・古文両派の経学を広く学び、馬融(ばゆう)に師事。党錮(とうこ)の禁に遇ってからは蟄居(ちっきょ)して経典の注釈...
てい‐こうしょ【鄭孝胥】
[1860〜1938]中国、清末・満州国の政治家。福建省閩侯(びんこう)県の人。字(あざな)は蘇戡(そかん)。清末の立憲運動、鉄道国有化政策に参画。1924年以後、宣統帝の教育に当たり、32年、...
てい‐しゅう【鄭州】
中国河南省の省都。京広・隴海(ろうかい)両鉄道線の交差点に位置し、交通の要地。綿紡織などの工業が盛ん。殷(いん)代の都城址がある。人口、行政区259万(2000)。チョンチョウ。
てい‐しょう【鄭樵】
[1103〜1162]中国、南宋の学者。興化莆田(ほでん)(福建省)の人。字(あざな)は漁仲。天文地理から草木虫魚に至るまで博覧を極め、「通志」200巻を著した。
てい‐しりゅう【鄭芝竜】
[1604〜1661]中国、明末の貿易商。南安県(福建省)の人。鄭成功の父。通称、老一官。字(あざな)は飛黄。日本に渡って平戸に住み、日本女性と結婚。1628年、明に招かれて日本との貿易に活躍し...
てい‐しんたく【鄭振鐸】
[1898〜1958]中国の文人・文学研究者。浙江省永嘉県の人。筆名は西諦など。瞿秋白(くしゅうはく)らと「新社会」を創刊し、のち文学研究会結成に尽力。著「挿図本中国文学史」「中国俗文学史」など...
チョン‐チェントゥオ【鄭振鐸】
⇒ていしんたく(鄭振鐸)