しゅ‐ほ【酒舗】
酒を売る店。また、酒を飲ませる店。さかや。「例の—で一杯傾けて」〈漱石・倫敦塔〉
しゅ‐ぼ【酒母】
清酒醸造のときの発酵のたね。こうじに水と蒸し米とをまぜ、酵母を加えて培養したもの。酒造では酛(もと)という。
しゅ‐ぼう【酒坊/酒房】
酒を売る店。また、酒を飲ませる店。さかや。「裏通りの—」
しゅ‐まい【酒米】
酒造用に作った米。山田錦など。
しゅ‐やく【酒薬】
中国酒の醸造に用いるこうじの一種。砕いた米などに水を加えて球状にかため、菌を培養させたもの。用いる水に漢方薬の成分を抽出させるのでこの名がある。
しゅ‐ゆう【酒友】
飲み友達。飲み仲間。
しゅ‐らん【酒乱】
酒に酔うと人が変わったようになり、暴れること。また、そのような性癖の人。
しゅ‐りょう【酒量】
飲んだ酒の量。また、飲める酒の限界の分量。「—を過ごす」「—が上がる」
しゅ‐るい【酒類】
酒の種類。日本の酒税法では、発泡性酒類・醸造酒類・蒸留酒類および混成酒類の4種類に分類する。
しゅるいぎょう‐くみあい【酒類業組合】
酒類業者が、酒税の保全に協力し、共同の利益の増進を図るために、酒税保全法に基づいて組織する組合。酒類の製造者による酒造組合、卸売業者による卸売酒販組合、小売業者による小売酒販組合がある。