ささ【酒】
《女房詞から。中国で酒を竹葉といったことからとも、「さけ」の「さ」を重ねたものともいう》酒のこと。「—機嫌」
さる‐ざけ【猿酒】
猿が木のうろや岩石のくぼみなどに蓄えておいた果実や木の実が自然発酵して酒のようになったもの。ましら酒。《季 秋》「—は夜毎の月に澄みぬらん/紅緑」
さんばいぞうじょう‐しゅ【三倍増醸酒】
⇒増醸酒
ざっ‐しゅ【雑酒】
酒税法上、清酒・合成清酒・焼酎(しょうちゅう)・みりん・ビール・果実酒類・ウイスキー類・スピリッツ類・リキュール類に属さない酒類。発泡酒の類。
し‐しゅ【巵酒】
杯についだ酒。杯酒。「前半は—、歓楽、学業の荒廃を致さんことを歎じ」〈露伴・運命〉
し‐しゅ【旨酒】
うまい酒。美酒。うまざけ。
し‐しゅ【詩酒】
詩と酒。また、詩を作り酒を飲むこと。「山林に放浪し—に流連し」〈鉄腸・雪中梅〉
しそ‐しゅ【紫蘇酒】
焼酎(しょうちゅう)に、紫蘇・桂皮(けいひ)・茴香(ういきょう)などの浸出液をまぜた香味のある飲料。
したみ‐ざけ【湑み酒】
枡(ます)などからしたたって、たまった酒。また、飲み残しの酒。
シャオシンチュー【紹興酒】
《(中国語)》⇒紹興酒(しょうこうしゅ)