ひや‐ざけ【冷(や)酒】
燗(かん)をしない酒。また、冷やした酒。ひや。《季 夏》「—やつくねんとして酔ひにけり/友二」
ひょう‐しゅ【氷酒】
果汁にシロップと酒とを入れ、軽く凍らせてシャーベット状にしたもの。
ひらて‐みき【平手造酒】
講談・浪曲「天保水滸伝(てんぽうすいこでん)」に登場する剣客。笹川繁蔵の食客となり、飯岡助五郎との大利根川原の決闘の際、繁蔵を助けて戦い死亡。モデルは北辰一刀流千葉周作の門人、宮田助太郎といわれる。
ひる‐ざけ【昼酒】
昼間に酒を飲むこと。また、その酒。
ひれ‐ざけ【鰭酒】
フグやエイのひれを焼いて、熱燗(あつかん)の清酒に入れたもの。独特の香味がある。《季 冬》「—や逢へば昔の物語/年尾」
び‐しゅ【美酒】
味のよい酒。うまざけ。「勝利の—に酔う」「—佳肴(かこう)」
ビール【(オランダ)bier】
オオムギの麦芽を粉にして水とともに加熱した糖化液に、ホップを加えてアルコール発酵させた醸造酒。ホップによる苦味と、含んでいる炭酸ガスによる泡立ちが特徴。ビヤ。ビア。《季 夏》「なまなかの雨のあつ...
フェンチュー【汾酒】
《(中国語)》中国山西省汾陽県産の焼酎(しょうちゅう)。主原料はコーリャンで、大麦とエンドウの麹(こうじ)を使う。アルコール分約60パーセント。風味はまろやか。
ふか‐ざけ【深酒】
[名](スル)酒をいつもより多量に飲むこと。
ふつう‐しゅ【普通酒】
こめ・米麹(こめこうじ)・水の他に、酒粕(さけかす)・醸造アルコール・焼酎・糖類などを副原料として造られる清酒。特定名称酒以外の清酒。