よい‐ざまし【酔い醒まし】
酒の酔いをさますこと。また、そのための手だて。「—に風にあたる」
よい‐ざめ【酔い醒め】
酒の酔いがさめること。また、その時。
酔(よ)い醒(ざ)めの水(みず)下戸(げこ)知(し)らず
酔いざめの時に飲む水のうまさは、酒の飲めない人にはわからない。
酔(よ)い醒(ざ)めの水(みず)は甘露(かんろ)の味(あじ)
酒の酔いがさめた時に飲む水は非常に美味であるということ。
よい‐し・れる【酔い痴れる】
[動ラ下一][文]よひし・る[ラ下二] 1 ひどく酔って正体がなくなる。「酒に—・れる」 2 ある事に心を奪われてうっとりする。「妙なる調べに—・れる」
よい‐だおれ【酔い倒れ】
酒に酔って倒れてしまうこと。また、その人。
よい‐つぶ・れる【酔い潰れる】
[動ラ下一][文]よひつぶ・る[ラ下二]酒にひどく酔って正体を失う。泥酔(でいすい)する。「—・れて寝てしまう」
よい‐どめ【酔い止め】
乗り物酔いなどを予防すること。また、そのための薬。
よい‐どれ【酔いどれ】
「酔っ払い」に同じ。
よいどれぶね【酔いどれ船/酩酊船】
(酔いどれ船)《原題、(フランス)Le Bateau ivre》ランボーによる長編韻文詩。1871年、著者17歳のときの作品で、ベルレーヌに絶賛された。自筆原稿は現存せず、ベルレーヌの筆写原稿...