す‐み【酸み/酸味】
すっぱい味。すっぱみ。さんみ。「—の強いミカン」
す‐もも【酸桃/李】
バラ科の落葉小高木。葉は長楕円形。春、白色の5弁花が密集して咲く。果実は桃に似てやや小さく、黄赤色に熟し、少し酸味があり、食用。中国の原産。古くから日本でも栽培され、ソルダム・サンタローザ・巴旦...
酸桃(すもも)も桃(もも)も桃(もも)の類(るい)
早口言葉の一。同音が多く出てきて、正確に発音しにくいものの例。
ぬか‐ずき【酸漿】
ホオズキの古名。「—などいふもののやうにだにあれかし」〈枕・六七〉
ほう‐ずき【酸漿/鬼灯】
⇒ほおずき [補説]仮名で「ほうずき」と書くのは誤り。
ほお‐ずき【酸漿/鬼灯】
1 ナス科の多年草。高さ60〜90センチ。地下茎を伸ばして増える。葉は卵形で縁に粗いぎざぎざがある。6、7月ごろ淡黄白色の花が咲く。その後、萼(がく)が大きくなって果実を包み、初秋、果実が熟して...
ほおずき‐いち【酸漿市】
四万六千日の縁日にあたる7月10日とその前日に東京の浅草寺(せんそうじ)境内に立つ、ほおずきを売る市。《季 夏》
ほおずき‐がい【酸漿貝】
腕足綱のうち、シャミセンガイ類を除く触手動物の総称。すべて海産。大きさは3〜5センチ。外見は二枚貝に似るが、石灰質の殻は背腹にあり、膨らんだ卵形または長卵形で、殻の外に短い肉柄を出して岩などに固...
ほおずき‐ぢょうちん【酸漿提灯】
赤い紙をはった小さな丸い提灯。商店の飾りなどに用いる。