ムギネ‐さん【ムギネ酸】
《mugineic acid》アミノ酸の一種。植物は、アルカリ性土壌では生育に必要な鉄を吸収できないが、イネ・ムギ・トウモロコシなどイネ科の植物は、根からムギネ酸を分泌し、これが土壌中の鉄イオン...
むし‐ず【虫唾】
胃酸過多のため、胃から口に出てくる不快な酸っぱい液。 [補説]「ず」を「酸(す)」と考えて、歴史的仮名遣いを「むしず」とする説もある。
むすい‐あひさん【無水亜砒酸】
硫砒鉄鉱を焼いて得られる三酸化二砒素の俗称。白色の粉末。猛毒。砒素化合物、特に農薬の原料とし、またガラスの清澄剤に用いられる。化学式As2O3
むすい‐ありゅうさん【無水亜硫酸】
二酸化硫黄の俗称。
むすい‐ありんさん【無水亜燐酸】
燐を不十分な酸素供給下で燃やすと得られる三酸化二燐の俗称。白色ろう状の固体。有毒。冷水と反応して亜燐酸(ホスホン酸)を生じる。化学式P2O3
むすい‐けいさん【無水珪酸】
二酸化珪素の俗称。
むすい‐さくさん【無水酢酸】
酢酸2分子から水1分子が取れて縮合した形の化合物。刺激臭のある無色の液体。アセチルセルロースの製造のほか、アスピリンなどの合成原料として使用。化学式(CH3CO)2O [補説]平成13年(200...
むすい‐さん【無水酸】
酸の化学式から水分子を除いた形で表せる化合物。水と反応して酸を作る酸化物。
むすい‐たんさん【無水炭酸】
二酸化炭素の俗称。
むすい‐フタルさん【無水フタル酸】
示性式C6H4(CO)2Oで表される芳香族化合物。フタル酸を加熱し脱水して得られる酸無水物。白色の固体で、特徴的な臭いがある。工業的にはオルトキシレンやナフタレンを酸化して製造する。塩化ビニル樹...