ウロン‐さん【ウロン酸】
《uronic acid》糖の酸化により生ずる化合物。動物体内の解毒機構に関与するといわれる。
エイコサペンタエン‐さん【エイコサペンタエン酸】
《eicosapentaenoic acid》サケ・サバ・イワシなどに含まれる油状の物質。炭素数20(イコサ)からなり、五つ(ペンタ)の二重結合をもつ(エン)不飽和脂肪酸。血小板の凝集を抑制する...
エチレンジアミン‐しさくさん【エチレンジアミン四酢酸】
《ethylenediaminetetraacetic acid》アミノポリカルボン酸の一。無色の結晶性粉末で、水に溶ける。2ナトリウム塩などはほとんどの金属イオンとキレート化合物をつくるため、...
エチレンジアミンテトラ‐さくさん【エチレンジアミンテトラ酢酸】
エチレンジアミン四酢酸の通称。
エナント‐さん【エナント酸】
炭素数が7個の直鎖のカルボン酸。悪臭をもつ無色油状の液体。水に溶けにくく、有機溶媒によく溶ける。香料の原料となるほか、酪酸とともにイチョウの実の主要な腐臭成分として知られる。ヘプタン酸。ヘプチル...
エヌマイナスさんけい‐しぼうさん【n-3系脂肪酸】
《「n-3脂肪酸」とも》多価不飽和脂肪酸のうち、メチル基側の末端から3番目の炭素に二重結合があるもの。α-リノレン酸(ALA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)、エイコサペンタエン酸(EPA)など。...
エヌマイナスろくけい‐しぼうさん【n-6系脂肪酸】
多価不飽和脂肪酸のうち、メチル基側の末端から6番目の炭素に二重結合があるもの。リノール酸、γ-リノレン酸、アラキドン酸など。ω-6脂肪酸。
えんかきん‐さん【塩化金酸】
金を王水に溶かして得られる淡黄色の針状結晶。水・アルコールに溶ける。化学式HAuCl4 テトラクロロ金酸。金塩化水素酸。
えんかはっきん‐さん【塩化白金酸】
白金を王水に溶かして得られる赤褐色の結晶。水によく溶け、強酸性。このアンモニウム塩を熱すると白金海綿が得られる。化学式H2PtCl6 ヘキサクロロ白金酸。
えん‐さん【塩酸】
塩化水素の水溶液。強い刺激臭があり、純粋のものは無色。ふつう濃度35パーセント以上を濃塩酸といい、湿った空気中で発煙する。金・銀・白金族以外の金属と反応して水素を発生する。工業的にきわめて用途が...