リボース【ribose】
単糖類の一。RNA(リボ核酸)の糖成分、各種ヌクレオチド・補酵素の構成成分として生体中に広く存在。分子式C5H10O5
リポ‐さん【リポ酸】
硫黄を含む脂肪酸。肝臓や酵母に多く含まれる、ビタミン様物質の一つ。自然界に存在するα-リポ酸は、ミトコンドリア内でエネルギー産生に関与する補酵素として働く。分子式C8H14O2S2 チオクト酸。
リポトロピン【lipotropin】
脳下垂体で生成されるホルモンの一。脂肪組織に作用して脂肪酸や中性脂肪を放出させる。脂肪動員ホルモン。LPH。
りゅう【硫】
[常用漢字] [音]リュウ(リウ)(漢) 1 鉱物の一。いおう。「硫酸・硫化水素」 2 「硫酸」の略。「硫安」 [難読]硫黄(いおう)
りゅう‐あん【硫安】
硫酸アンモニウムの通称。
りゅう‐いん【溜飲】
飲食物が胃にとどこおって、酸性の胃液がのどに上がってくること。
りゅうか‐カルシウム【硫化カルシウム】
カルシウムの硫化物。無色の等軸晶系。水に難溶。加水分解で硫化水素カルシウムと水酸化カルシウムを生じる。皮なめし、農業用殺虫剤として利用される。化学式CaS
りゅうか‐けいそ【硫化珪素】
珪素の硫化物。無色または黄色の針状の結晶。斜方晶系。昇華しやすく、水分を吸収して二酸化珪素と硫化水素を生じる。化学式SiS2 二硫化珪素。
りゅうか‐すいそ【硫化水素】
水素の硫化物。腐卵臭のある無色の有毒気体。硫黄を含むたんぱく質が腐敗したときに生じ、また火山ガスや鉱泉中に含まれる。実験室では硫化鉄を塩酸で分解して得る。水に溶けて弱酸性を示す。各種金属塩の水溶...
りゅうか‐せんりょう【硫化染料】
合成染料の一。水に不溶の色素を硫化ナトリウムで還元して水溶性にし、酸化させてもとの色を再現する染料。木綿などに用いる。