しゅう‐りょ【醜虜】
1 敵国人・外国人を卑しめていう語。「—の胆を寒からしむだの」〈漱石・趣味の遺伝〉 2 捕虜を卑しめていう語。
しゅう‐るい【醜類】
悪人の仲間。
しゅう‐れつ【醜劣】
[名・形動]みにくくて程度の低いこと。また、そのさま。「—な行為」
しゅう‐ろう【醜陋】
[名・形動]みにくく卑しいこと。また、そのさま。「この—な情痴の世界をこえて」〈秋声・仮装人物〉
しゅう‐わい【醜穢】
[名・形動]みにくくけがらわしいこと。また、そのさま。しゅうかい。「学生の品行も随分—なりしと」〈逍遥・当世書生気質〉
ぶ‐おとこ【醜男】
容姿のみにくい男性。
ぶ‐おんな【醜女】
容姿のみにくい女性。
み‐にく・い【醜い】
[形][文]みにく・し[ク] 1 顔や姿かたちがよくない。「—・い姿」 2 見て不快な感じがする。嫌な気持ちがする。見苦しい。「—・い争い」 [派生]みにくげ[形動]みにくさ[名]
みにくいあひるのこ【みにくいアヒルの子】
《原題、(デンマーク)Den grimme Ælling》アンデルセンの童話。1843年発表。アヒルの群れで一羽だけ異なる姿のためにいじめられていた雛(ひな)は、実は美しい白鳥の子であったという話。
みにく‐やか【醜やか】
[形動ナリ]いかにも醜い感じのするさま。「例は、ことに思ひ出でぬはらからの、—なるも、恋し」〈源・浮舟〉