り‐せい【里正】
1 郷里制(ごうりせい)の里の長。 2 庄屋。村長。「神輿(みこし)をふるに所なし。—にうたへて、一日門を開かんことをいふ」〈胆大小心録〉
り‐ぞく【里俗】
地方の風俗。土地のならわし。
り‐ちょう【里長】
律令制下の地方行政区画の最小単位である里の長。郡司の監督下に里内の統制・徴税にあたり、庸・雑徭(ぞうよう)を免ぜられた。さとおさ。
り‐てい【里程】
里で表した距離。里数。また、みちのり。道程。
りてい‐ひょう【里程標】
距離を記して道路・線路のわきなどに立てた標識。転じて、物事の推移・発展の一過程を示すしるし。
り‐どう【里道】
国道・県道以外の道路の旧称。
り‐よ【里余】
1里あまり。「進むこと—にして至る」
り‐よう【里謡/俚謡】
民間でうたわれている歌。民謡。
り‐らく【里落】
村里。村落。
り‐りょ【里閭】
1 村里。村落。閭里。「髪を削って尼となり、教を—に布(し)く」〈露伴・運命〉 2 村の入り口の門。里門。閭門。