せきり【戚里】
《中国、漢の時代に、后妃の家族・親類の長安での居住域を「戚里」とよんだところから》天子の母方の親類。天子の外戚。
せん‐り【千里】
1里の1000倍。転じて、きわめて遠い所。
千里(せんり)も一里(いちり)
恋しい人の所に行くときは、遠い道もそれほど苦にならない。「惚(ほ)れて通えば—、会わず戻ればまた千里」
そん‐り【村里】
むらざと。村落。
た‐げり【田鳧/田計里】
チドリ科の鳥。全長32センチくらい。後頭部に長い冠羽があり、上面は金属光沢のある緑色で、胸が黒く、腹は白い。アジア・ヨーロッパに分布し、日本には主に冬鳥として田の刈り跡などに渡来。たどり。《季 冬》
ち‐さと【千里】
1 数多くの村里。「月清みよもの大空雲消えて—の秋をうづむ白雪」〈拾遺愚草・上〉 2 たいへん遠い道のり。せんり。「—を行くも親心、子を忘れぬと聞くものを」〈謡・隅田川〉
チョゴリ【赤古里/襦】
《(朝鮮語)》朝鮮の民族服。垂領(たりくび)・筒袖で、胸ひもを結んで着用する丈の短い男女同形の上着。→朝鮮服
ちり【知里】
姓氏の一。 [補説]「知里」姓の人物知里真志保(ちりましほ)知里幸恵(ちりゆきえ)
てきちゅうおうだんさんびゃくり【敵中横断三百里】
山中峯太郎による短編の児童文学作品集。昭和5年(1930)、雑誌「少年倶楽部」4月号から9月号に連載。作品集は昭和6年(1931)に刊行。日露戦争の経験者への取材などをもとに書かれた実録冒険小説。
とお‐やまざと【遠山里】
遠くの山里。都から遠い山里。「めづらしく今日聞く声をほととぎす—は耳なれぬらむ」〈赤染衛門集〉