こ‐ぎ・る【小切る】
[動ラ五(四)] 1 小さく区切る。「彼の体を心配して…お豊が酒を—・るのも」〈里見弴・多情仏心〉 2 値切る。「値段はもっと—・ることが出来るし」〈武田・銀座八丁〉
こくえい‐おきなわきねんこうえん【国営沖縄記念公園】
沖縄県の沖縄本島にある国営公園。昭和51年(1976)開園。那覇市にある首里城公園と、国頭(くにがみ)郡本部町にある海洋博公園の2公園からなる。
こくぐんり‐せい【国郡里制】
律令制下の地方行政組織。全国を国・郡・里の三段階の行政区画に編成し、国には国司、郡には郡司、里には里長を置いた。2里以上20里以下を郡とし、里は画一的に50戸を1里とした。→郷里制(ごうりせい)
こくさい‐どおり【国際通り】
沖縄県那覇市にある通り。県庁前交差点から安里(あさと)三叉路まで、約1.6キロの繁華街。
こ‐げつ【孤月】
ものさびしく見える月。「—東嶺を離れて鮮光万里を照らす」〈菊亭香水・世路日記〉
ここり【心】
「こころ」の上代東国方言という。「群玉のくるにくぎ鎖(さ)し固めとし妹(いも)が—は動(あよ)くなめかも」〈万・四三九〇〉 [補説]例歌の原文「去去里」の「里」は「ろ」の乙類の仮名にも用いるので...
こころ‐あて【心当て】
1 心に頼みとすること。また、そのもの。心だのみ。「国の援助を—にする」 2 心の中で推し量ること。当て推量。「二度と通りかかるかどうかも解らないような、用のない裏町だけに、—のつけようもなかっ...
心(こころ)が残(のこ)・る
すっきりと忘れられず、いまだに気になる。心残りがある。「捨てたはずの郷里に—・る」
こころ‐ざま【心様】
心のあり方。気だて。性質。「情合の深い、—の美しい女になることだろう」〈里見弴・多情仏心〉
こころ‐すご・し【心凄し】
[形ク]人けがなくもの寂しい。いかにも気味が悪く恐ろしい。「いと里離れ—・くて、海人(あま)の家だにまれに」〈源・須磨〉