心(こころ)空(そら)なり
心が自分のからだから離れてしまったようだ。うわの空である。「たもとほり行箕(ゆきみ)の里に妹を置きて—土は踏めども」〈万・二五四一〉
こごた【小牛田】
宮城県遠田郡の旧町名。仙台平野中央部に位置し、交通の要地。平成18年(2006)1月、南郷町と合併して美里町となる。
コザ
沖縄県、沖縄島中部にあった市。第二次大戦後に占領した米軍がキャンプコザと呼称。昭和31年(1956)6月に越来村(ごえくそん)をコザ村と改称、同年7月に市制、昭和49年(1974)美里村と合併し...
こし‐かけ【腰掛(け)】
1 腰を掛ける台。いす。 2 本来の希望を達するまでの間、一時ある職や地位に身を置くこと。「郷里に帰るまでの—に勤める」 3 江戸城内の番士の詰め所。 4 江戸時代、評定所や奉行所で、訴訟人の控...
こしみず【小清水】
北海道東部、斜里郡の地名。オホーツク海に面する。西部の濤沸(とうふつ)湖には原生花園がある。
こちん
[副] 1 かたい物が軽く触れ合ったときの音、また、そのさまを表す語。「—と何かが窓ガラスに当たった」 2 冷たく固まっているさま。また、かたく動きのないさま。「いつも必ず肚(はら)の底で—と小...
こ‐てんじん【小天神】
江戸時代、上方の遊里で、遊女の階級の一。天神の下、囲(かこい)の上。
こと‐ぐさ【言種】
1 いつも口にすること。口ぐせ。「山里に問ひ来る人の—はこの住まひこそ羨(うらや)ましけれ」〈新古今・雑中〉 2 話のたね。語りぐさ。話題。「このごろ、世の人の—に…と、ことにふれつつ言ひ散らす...
こと‐しり【事知り】
1 よく物事を知っていること。また、その人。 2 男女間の関係や遊里の事情に通じていること。また、その人。わけしり。通人。「—に尋ねしに、あれは都にてわけある大尽、と聞くに」〈浮・一代女・五〉
ことば‐がたき【言葉敵】
話し相手。互いにへらず口をたたき合う相手。「三好は忽ち総攻撃に会ったが、故意(わざ)と—にはならず」〈里見弴・多情仏心〉