さと‐ながれ【里流れ】
里子がそのまま里親の子となること。また、その子。
さと‐なまり【里訛り】
江戸時代、遊里で遊女の使った独特の言葉づかい。郭詞(くるわことば)。里言葉。
さと‐な・れる【里馴れる】
[動ラ下一][文]さとな・る[ラ下二] 1 鳥獣が人里になれる。「イノシシが—・れる」 2 遊里の風習になれ親しむ。「はや—・れて吹く風に憂さを晴らして居る所へ」〈浄・忠臣蔵〉
さとのくせ【廓の癖】
江戸後期の洒落本。梅暮里谷峨作。寛政11年(1799)刊。「傾城買二筋道(けいせいかいふたすじみち)」の続編に当たる。
さと‐の‐し【里之子】
「里主(さとぬし)2」に同じ。「すべて美童を—と称す」〈読・弓張月・前〉
さと‐ばな・る【里離る】
[動ラ下二]人里から離れる。「今はいと—・れ、心すごくて、海士(あま)の家だに稀に」〈源・須磨〉
さと‐ばなれ【里離れ】
[名・形動](スル)人里から離れていること。また、そのような所や、そのさま。「—した夜陰の墓地」〈木下尚江・良人の自白〉
里腹(さとばら)三日(みっか)
里腹のあとは3日も空腹を感じないほどであるということ。
さとび‐ごこち【俚び心地】
「里人心地(さとびとごこち)」に同じ。「見知らぬ—には、いかがはかかる人こそ世におはしましけれと」〈能因本枕・一八二〉
さとび‐ごころ【俚び心】
「里人心地」に同じ。「今の世の—のさかしらなり」〈玉勝間・五〉