つじうら‐うり【辻占売り】
夜、遊里などで辻占3を売ってあるく人。
つち【土】
長塚節(ながつかたかし)の小説。明治43年(1910)発表。作者の郷里鬼怒川のほとりの農村を舞台に、貧農一家の生活を写生文体で精細に描く。昭和14年(1939)、内田吐夢監督により映画化。出演、...
つち‐け【土気】
1 土のようす。湿り気や土くささなど。 2 いなかくさいようす。洗練されていないようす。「売られ買はれて北国の—の賤(しづ)の里なれど」〈浄・反魂香〉
つち‐ざいく【土細工】
土を焼いてつくった細工物。「深草の里は、家ごとに焼物、—を商ふ見ゆれば」〈滑・膝栗毛・六〉
つちみかど‐だいり【土御門内裏】
京都土御門大路の南、烏丸の西にあった里内裏。 土御門大路の北、東洞院大路の東にあった里内裏。元弘元年(1331)光厳天皇が皇居と定めてから北朝歴代の皇居となった。現在の京都御所の地。土御門東...
つちみかど‐どの【土御門殿】
京都土御門大路の南、京極の西にあった藤原道長の邸。しばしば里内裏となった。上東門第。京極殿(きょうごくどの)。御堂殿(みどうどの)。 ⇒土御門内裏(つちみかどだいり)
つっ‐くる・める【突っ括める/突っ含める】
[動マ下一][文]つっくる・む[マ下二]いろいろな要素を一緒にする。ひっくるめる。「いいところも悪いところも、—・めて好きにならなくっちあ」〈里見弴・多情仏心〉
つづき‐あい【続(き)合い/続き間】
物事の相互の関係。特に、縁続きの関係。「先生の郷里にいる—の人々と」〈漱石・こゝろ〉
つづま・る【約まる】
[動ラ五(四)] 1 短くなる。ちぢまる。「—・った言い方」 2 簡単にまとめられる。要約される。「—・るところは他人のより合いだ」〈里見弴・多情仏心〉 3 小さくなる。かがまる。「虎、—・りゐ...
つぼ【坪】
1 尺貫法の単位。 ㋐土地や建物の面積の単位。1坪は6尺平方で、約3.3平方メートル。田地の一歩(いちぶ)と等しい。 ㋑土砂の体積の単位。1坪は6尺立方で、約630立方メートル。立坪(りゅうつぼ...