の・す【伸す】
[動サ五(四)] 1 ㋐伸びる。伸びひろがる。「枝葉が四方へ—・す」 ㋑他をおさえて地位などがあがる。勢力などが発展する。「急速に—・してきた企業」 ㋒さらに遠くまで行く。足を伸ばす。「新潟へ行...
のぞ・ける【覗ける】
[動カ下一] 1 一部分が他から見られる。一部分が現れる。「太い首から—・けるあたりが真白に脂ぎっている」〈康成・雪国〉 2 一部分を外に出す。「横着にも—・けた顔を引っ込めもしずにいた」〈里見...
ノット【knot】
1 ひもや綱、ネクタイなどの結び目。 2 船舶の速度の単位。1ノットは1時間に1海里、約1852メートルを進む速度。記号kt, kn [補説]「節」「浬」などとも書く。
のと‐くうこう【能登空港】
石川県鳳珠(ほうす)郡穴水(あなみず)町にある空港。地方管理空港の一。平成15年(2003)開港。能登半島のほぼ中央に位置する。愛称、のと里山空港。
のり【法/則/典/範/矩】
《動詞「の(宣)る」の連用形が名詞化したもので、神仏・天皇の宣告の意からという。一説に、動詞「の(乗)る」の連用形からとも》 1 守るべき規範。法律。おきて。「—を守る」 2 手本。模範。「後進...
のりあいばしゃ【乗合馬車】
中里恒子の短編小説。国際結婚をテーマに女性の生き方を描く。昭和13年(1938)発表。同年、「日光室」とあわせ第8回芥川賞受賞。女性による芥川賞受賞は本作が初。
は【巴】
[人名用漢字] [音]ハ(呉)(漢) [訓]ともえ 〈ハ〉中国四川省東部の異称。「巴蜀(はしょく)」
〈ともえ(どもえ)〉水が渦巻いた模様。「卍巴(まんじともえ)・葵巴(あおいどもえ)」 [...
ハイ‐カラ【high collar】
[名・形動] 1 「ハイカラー」に同じ。「—で頤を突上げる苦しさを辛抱(がまん)して」〈魯庵・社会百面相〉 2 《明治31、32年ごろの議会で、1を着用していた洋行帰りの議員たちを、「万朝報」が...
はいたてき‐けいざいすいいき【排他的経済水域】
沿岸国が海洋および海底下の生物・鉱物資源の探査・開発・保存・管理などに関して主権的権利をもつ水域。1982年の国連海洋法条約で、その幅は沿岸から200海里(約370キロメートル)を超えてはならな...
は‐えん【巴猿】
《中国湖北省巴東県の巴峡に猿が多く、その鳴き声が旅愁をさそったところから》峡谷に鳴く猿。「人里遠く分け入れば、嶺の—一たび呼び」〈古活字本保元・下〉