アルテミオクルスのし【アルテミオ=クルスの死】
《原題、(スペイン)La muerte de Artemio Cruz》フエンテスの長編小説。1962年刊。死の床に横たわる大富豪アルテミオ=クルスの生涯を、複数の人称を用いて重層的に描く。
いっちいっさく‐にん【一地一作人】
太閤検地以後、1筆ごとの土地の耕作権を農民1名に限ったこと。荘園の土地支配制度における重層的な中間搾取や諸権利を否定した政策。
ウルトラキャパシター【ultracapacitor】
⇒電気二重層キャパシター
エクソソーム【exosome】
生体内で細胞外に放出される直径約30〜100ナノメートル程度の超小型の膜小胞。細胞外小胞の一。リソソームと同様、脂質二重層からなり、血液、尿、羊水などの体液中に存在する。遠く離れた細胞への分子輸...
さいぼうがい‐しょうほう【細胞外小胞】
細胞外に放出される、脂質二重層で覆われた核をもたない粒子の総称。核酸・たんぱく質・脂質・各種代謝産物を含み、その産生機構から、エクソソーム、アポトーシス小胞、マイクロベシクルに分類される。
ししつ‐にじゅうそう【脂質二重層】
細胞膜の基本構造を成す、リン脂質を主とする膜。隙間なく並んだリン脂質が疎水性部分を内側に、親水性部分を外側に向けて二重の層となる。細胞膜の表面は親水性をもち、内部は脂肪酸に満ちて細胞の内外を遮断...
ししつ‐にぶんしまく【脂質二分子膜】
⇒脂質二重層
しじょう‐せん【歯状線】
直腸と肛門管(こうもんかん)の境界線。管の上皮が単層円柱上皮(直腸側)から重層扁平(へんぺい)上皮(肛門管側)に移行するところ。櫛状線(しつじょうせん)。
しゅみ‐だん【須弥壇】
仏像を安置する台座。須弥山をかたどったものという。一般に四角形で、重層式。仏の座。須弥座。
じゅうそう‐へんぺいじょうひ【重層扁平上皮】
重層上皮のうち、表面の近くにある細胞が平たくなっているもの。細胞の形は、最下層では円柱状で、上方にいくほど扁平になり、最表層では小鱗状(りんじょう)になる。皮膚の表皮、口腔(こうくう)、食道、膣...