てごと‐もの【手事物】
地歌や箏曲で、歌よりも手事1の部分を重視した曲。「残月」「西行桜」「笹の露」「八重衣」「岡康砧(おかやすぎぬた)」など。
トロン【TRON】
《The Real-time Operating-system Nucleus》身の回りのあらゆる場所にコンピューターや情報機器を遍在させ、相互に有機的に連携するユビキタスコンピューティングの構...
どうてき‐ぼうえいりょく【動的防衛力】
平成22年(2010)に策定された防衛大綱で示された、日本の防衛政策の基本となる概念。機動性・即応性を重視し、テロ・ゲリラ攻撃や中国の軍事力増強・海洋進出などにも対処する。昭和51年(1976)...
どっきょう‐だいがく【独協大学】
埼玉県草加市にある私立大学。昭和39年(1964)に、学校法人独協学園により開設。伝統的に外国語教育が重視されている。
ドルイド‐きょう【ドルイド教】
《druidism》ガリア・ブリタニアに定着した古代ケルト人の宗教。ドルイドとよばれる神官を中心に、占いや天文の知識、聖樹崇拝を重視し、霊魂不滅、輪廻(りんね)の教義を説いた。
なん‐がく【南学】
土佐で興り発達した日本の朱子学の一派。室町末期の南村梅軒を祖とし、谷時中・小倉三省・野中兼山・山崎闇斎らが著名。現実社会における実践を重視した。海南学派。
にいまなび【新学】
江戸後期の歌論書。1巻。賀茂真淵(かものまぶち)著。明和2年(1765)成立、寛政12年(1800)刊。復古主義に立ち、万葉集を重視すべきことを説いた。
にほん‐しゅぎ【日本主義】
明治中期、政府の欧化政策に対する反動として起こった国家主義思想。高山樗牛(たかやまちょぎゅう)・井上哲次郎らが雑誌「日本主義」を刊行、日本古来の伝統的精神を重視しようとしたもの。
ニュー‐クリティシズム【New Criticism】
1930年代、米国で確立した文芸批評の方法。作家の伝記や時代背景についての知識を重視せず、作品を自律的なものとして、その構造・意味・象徴性などを解明するもの。新批評。
ヌーベル‐バーグ【(フランス)nouvelle vague】
新しい波。1958年ごろからフランス映画界に現れた一群の若い映画監督、およびその作品傾向をさす。ストーリーにこだわらず、映像の主体性を重視するなど、旧来の映画作法の打破を試みた。ゴダール・トリュ...