しじょうけいざい‐こく【市場経済国】
先進経済国やWTO(世界貿易機関)などから自由な市場経済を重視する国と認定された国。EUでは、価格・コストおよび投入が市場の需給によって決定されること、外貨両替が市場レートで行われること、などを...
しゃかい‐げき【社会劇】
社会問題を主題とした演劇。登場人物の属する環境や階級などを重視して書かれたもの。イプセンの「人形の家」など。
しゃかい‐せい【社会性】
1 集団を作って生活しようとする、人間の根本的性質。 2 他人との関係など、社会生活を重視する性格。また、社会生活を営む素質・能力。「—のない人」 3 広く社会に通じる性質。社会生活に関連する度...
しゃかいてき‐きんゆう【社会的金融】
社会貢献を重視した金融サービスのこと。採算も考慮しながら、融資先を公益性の高い事業に限定するなど、金融を通じて社会の改善を目指す。マイクロクレジット・マイクロファイナンスなど。低利融資を通じて貧...
しゃかいてきせきにん‐とうし【社会的責任投資】
企業の社会的責任(CSR)を重視した投資。環境保護や人権保護などの社会的責任を果たそうとする企業を選別して投資すること。SRI(socially responsible investment)。...
しゃかいは‐すいりしょうせつ【社会派推理小説】
推理小説のジャンルの一つ。社会性のある問題を扱い、リアリティーを重視した作品を指す。松本清張の作品などが知られる。社会派ミステリー。
しょうとう‐らんがく【焦頭爛額】
《「漢書」霍光伝から》火災の予防を考えた者を賞しないで、消火のため頭髪を焦がし、額にやけどをした者に賞を与えること。根本よりも末端を重視するたとえ。
しん‐がく【心学】
1 心を修練し、その能力と主体性を重視する学問。宋の陸九淵(りくきゅうえん)や明(みん)の王陽明の学問。 2 江戸中期、京都の石田梅岩(いしだばいがん)が唱えた平易な実践道徳の教え。神道・儒教・...
しんぎこう‐は【新技巧派】
大正初期の文学の一流派。芥川竜之介・菊池寛・久米正雄ら第三次・第四次「新思潮」の同人を中心とする作家に対する称。理知的な技巧を重視し、主題の鮮明な作風を示した。新理知派。
しんせっき‐じだい【新石器時代】
石器時代のうち新しい時代。本来の定義では、完新世に属することと精巧な打製石器および磨製石器の存在を重視したが、現在では、西アジア・ヨーロッパ・中国などで農耕や牧畜など食料生産を開始した時代をいう...