はぎ‐はら【萩原】
萩の生い茂っている野原。はぎわら。《季 秋》
はな‐ずり【花摺り】
ハギやツユクサの花を衣に摺りつけて色を染め出すこと。「我が衣は野原篠原萩の—や」〈催馬楽〉
はな‐つみ【花摘み】
1 野原などで草花を摘み取ること。また、その人。 2 昔、比叡山戒壇堂で仏生会が行われる4月8日に、この日を限って登山を許された女人が坂本の花摘堂に詣でた行事。
はら【原】
草などが生えた、平らで広い土地。野原。原っぱ。
はら‐なか【原中】
野原の中。野原のまん中。
はら‐の【原野】
野原。げんや。
はる‐の【春野】
春の野原。春の野。《季 春》
ぱあんとう
《「パーントゥ」と書く》沖縄県宮古島の行事。二つの地区で行われるが内容が異なる。島尻地区では旧暦9月に行われ、仮面をつけ全身に泥を塗った者が人や家屋に泥をつけて回り、災厄をはらう。上野野原地区は...
ひな‐ぎきょう【雛桔梗】
キキョウ科の多年草。暖地の野原などに生え、高さ約30センチ。細い茎が群がって出て、葉はへら状。夏から秋、青紫色のキキョウに似た小さい花を上向きに開く。
ひよどり‐じょうご【鵯上戸】
ナス科の蔓性(つるせい)の多年草。野原などに生える。全体に軟毛が密生し、葉柄で他に絡みつく。葉は卵形。夏から秋、葉と対生して花柄を出し、白い花を下向きにつける。花びらは5裂し、反り返る。実は丸く...