の‐だるき【野垂木】
化粧垂木(けしょうだるき)の上にあって屋根を支えている垂木。下からは見えない。
の‐ちょう【野帳】
1 江戸時代、検地の際に野外で記入した仮の帳簿。これを清書したものを清野帳(せいのちょう)といい、検地帳作成の際の基礎帳簿とした。やちょう。 2 会葬者の名を記す帳面。
の‐じしゃ【野萵苣】
⇒のぢしゃ
の‐ぢしゃ【野萵苣】
スイカズラ科の一年草または二年草。道端や土手などに群生し、高さ10〜35センチ。茎は二また状に枝分かれし、長楕円形の葉が対生し、初夏、淡青色の小花を密生する。ヨーロッパ原産の帰化植物。葉をサラダ...
のっ‐ぱら【野っ原】
「のはら(野原)」の変化した語。
のつけ‐さき【野付崎】
北海道東部、根室海峡に突き出た野付半島にある、日本で最大の鉤状(かぎじょう)分岐砂嘴(さし)。
のつけ‐はんとう【野付半島】
北海道東北部、根室半島と知床半島の中間、根室海峡に突き出た半島。長さ28キロメートル。先端のわん曲した部分は野付崎。平成17年(2005)野付湾とともにラムサール条約に登録された。
のつけ‐わん【野付湾】
北海道東部の野付半島にある、野付崎に囲まれた湾。ホッカイシマエビの漁場。また、アマモの群生地で、ガン・カモなどの渡り鳥が多く飛来する。平成17年(2005)野付半島とともにラムサール条約に登録された。
の‐つ‐ち【野槌】
《「のづち」とも》 1 《野の霊(ち)の意》野の神。「次に草の祖(おや)草野姫(かやのひめ)を生む。亦は—と名づく」〈神代紀・上〉 2 野にすむマムシ・サソリの類。〈名義抄〉 3 化け物の一種。...
の‐つ‐とり【野つ鳥】
[枕]《「つ」は「の」の意の格助詞》野にいる鳥の意から、「きぎし」にかかる。「—雉(きぎし)はとよむ家つ鳥かけも鳴く」〈万・三三一〇〉