や‐せつ【野拙】
[代]一人称の人代名詞。男子が自分をへりくだっていう語。「—には悦び大方ならず候」〈芭蕉書簡〉
や‐せん【野戦】
1 山野で戦うこと。攻城戦・要塞(ようさい)戦・市街戦以外の陸上戦。「—陣地」 2 戦地。戦場。特に、大陸の戦場。
や‐せん【野選】
《「野手選択」の略》野球で、打球を捕った野手が一塁で打者をアウトにできるのに、先行走者をアウトにしようと他の塁へ送球し、間に合わずに全走者を生かすこと。フィールダースチョイス。
やせん‐しょく【野戦食】
⇒レーション
やせん‐びょういん【野戦病院】
戦場の後方に設置し、戦線の傷病兵を収容して治療をする病院。
や‐そ【野鼠】
野や畑にすむネズミ。のねずみ。
や‐そう【野僧】
[名]田舎の僧侶。また、僧侶を軽蔑していう語。「茶飲まん、訪はんと云ひて、つひに訪はず。—なり」〈胆大小心録〉 [代]一人称の人代名詞。僧侶が自分をへりくだっていう語。拙僧。「もし飢ゑ給ふと...
や‐そう【野叟】
田舎のおやじ。村の老人。野翁。「邑老、村女、漁人、—、首(かうべ)をうなだれ」〈平家・三〉
や‐そう【野草】
山野に自生する草。野の草。
や‐そう【野葬】
1 死者を野に葬ること。 2 死体を林野に捨てる葬法。林葬。