やそうばくげん【野叟曝言】
中国、清代の小説。夏敬渠撰。20巻154回。文武両道、諸芸に秀でた文白が国家の大功を立てる話。荒唐無稽かつ好色趣味もあり、田舎老人の閑談の形で語られる。
やち【谷地/谷/野地】
「やつ(谷)」に同じ。「そのかみは—なりけらし小夜碪(きぬた)/公羽」〈続猿蓑〉
や‐ち【野致】
田舎らしい趣。ひなびた味わい。野趣(やしゅ)。「—に富む」
のなか‐でら【野中寺】
⇒やちゅうじ(野中寺)
やちゅう‐じ【野中寺】
大阪府羽曳野市にある高野山真言宗の寺。山号は、青竜山。聖徳太子の命により蘇我馬子の創建と伝える。南北朝の兵火で焼失、寛文年間(1661〜1673)に再建。丙寅年(666)の銘をもつ金銅弥勒半跏像...
や‐ちょ【野猪】
いのしし。
や‐ちょう【野帳】
1 ⇒のちょう1 2 野外で用いる手帳。実地調査のための記録帳。フィールドノート。
や‐ちょう【野鳥】
野生の鳥。野禽(やきん)。
やちょう‐の‐かい【野鳥の会】
⇒日本野鳥の会
野猪(やちょ)にして介(かい)するもの
《「介」は、鎧(よろい)》イノシシに鎧を着せたようなものの意で、むこう見ずな人をたとえて言う。猪武者(いのししむしゃ)。