みの‐ぼり【美濃彫】
美濃で室町時代から江戸時代の元禄年間(1688〜1704)ごろまで行われた彫金技法。また、その作品。刀装金具などが作られた。
みみ‐がね【耳金】
1 金属製の耳飾り。 2 器物などの左右に突き出ている金具。
もとおり【回り/廻り】
《動詞「もとおる」の連用形から》 1 まわること。めぐること。 2 周囲。めぐり。「大殿のこの—の雪な踏みそね」〈万・四二二七〉 3 鷹(たか)狩りで、鷹の足につけるひもの金具。〈和名抄〉
ゆき‐げた【雪下駄】
雪国で冬に用いる、すべり止めの金具を打った下駄。《季 冬》
ゆき‐どめ【雪止(め)】
屋根に積もった雪が滑り落ちるのを防ぐため、軒に丸太・板・金具などを取り付けたもの。
ようじん‐がね【用心金】
1 非常の際に備えて、準備してある金。 2 鉄砲の引き金が不用意に動いて発砲することのないよう、引き金のまわりを囲んである金具。
ようめい‐もん【陽明門】
平安京大内裏外郭十二門の一。東面し、上東門と待賢門との間にあった。近衛門。
日光東照宮の中門。三間一戸の楼門で入母屋造(いりもやづく)り。四方に軒唐破風(のきからはふ)がある。天井画のほか、...
らい‐かん【礼冠】
礼服(らいふく)に用いた冠。周縁に金銅透かし彫りの金具を配し、その上に金・銀・珠玉を飾ったもの。皇太子・親王・諸王、五位以上の諸臣が着用した。礼服冠。玉冠(ぎょっかん)。れいかん。
リギン【rigging】
帆船などで、帆柱・帆桁・帆を支えるのに用いる綱・金具などの総称。索具。リギング。
ろく‐よう【六葉】
6枚の葉を六角形に模様化した飾り金具。長押(なげし)・懸魚(げぎょ)・扉の釘隠しなどに用いる。