りゅうどうせい‐リスク【流動性リスク】
運用と調達の期間の不一致や予期せぬ資金の流失などによって、必要な資金を確保できなかったり、通常より高い金利での調達を余儀なくされ、損失を被ること(資金流動性リスク・資金繰りリスク)。また、市場の...
りょうてき‐かんわ【量的緩和】
中央銀行が、市場に供給する資金量を目標として金融緩和を行うこと。非伝統的金融政策の一つ。中央銀行は通常、短期金利を誘導目標として金融市場調節を行うが、すでに超低金利政策を実施し、政策金利を引き下...
リーズ‐アンド‐ラグズ【leads and lags】
国際間の金利差や為替相場の変動を見越して、輸出入業者が決済の時期を意図的に早めたり(リーズ)、遅らせたり(ラグズ)すること。
レギュレーション‐キュー【Regulation Q】
米連邦準備理事会(FRB)が連邦準備法19条に基づいて決める銀行預金利率の最高限度。1980年制定の金融制度改革法に基づき、預金金利の上限規制は段階的に撤廃されており、現在はほぼ完全に自由化され...
れつご‐ローン【劣後ローン】
《subordinated loan》借り手の企業などが倒産した際に、貸し手への返済順位が低い無担保の貸出債権。リスクの大きい反面、金利は高めに設定してある。銀行の自己資本比率を上げる手段として...
ロンバード‐レート【Lombard rate】
有価証券担保貸付金利。ドイツ連銀の金融政策の柱の一。政策金利の上限で、基準割引率および基準貸付利率(公定歩合)より1、2パーセント高く設定される。同様の金融政策として平成13年(2001)に日本...
わし・る【走る】
[動ラ四] 1 「はしる」に同じ。「東西に急ぎ南北に—・る」〈徒然・七四〉 2 世俗のことにあくせくする。「身を知り、世を知れれば、願はず—・らず」〈方丈記〉 3 金を貸して金利をかせぐ。「今少...
ワシントン‐コンセンサス【Washington Consensus】
米国政府・IMF・世界銀行などワシントンに本拠を置く機関の間で1990年前後に成立した、開発途上国に対する政策に関する合意。財政規律の回復、税制改革、価格・貿易・金利の自由化、規制緩和・民営化の...