こく【轂】
車のこしき。車轂。「—相撃ちては砕けぬべきをも覚えざるは」〈紅葉・金色夜叉〉
こくさいひょうじゅん‐もしきち【国際標準模式地】
国際地質科学連合(IUGS)が地質学上の世界的な基準地として認めた模式地。地質時代の境界および層序を地球上で最も観察・研究しやすい1か所が認定され、ゴールデンスパイクという金色の杭が打ち込まれる...
こ‐ちょう【枯腸】
1 飢えてひからびた腹。「人の生ける肉をくらい…逆境に暴(さら)されたりし—を癒やさん」〈紅葉・金色夜叉〉 2 詩情の乏しいこと。
こわ‐ね【声音】
声の調子。こわいろ。「貫一の—は漸く苛立ちぬ」〈紅葉・金色夜叉〉
こわもて【強面/怖面】
[名・形動]《「こわおもて」の音変化》こわい顔つきで他人をおびやかすこと。相手に対して強い態度に出ること。「—に意見をする」「彼の—なるをいと稚(おさな)しと軽しめたるように」〈紅葉・金色夜叉〉
こんじき‐せかい【金色世界】
金色の世界。文殊菩薩(もんじゅぼさつ)の浄土をいう。
こん‐よう【金容】
金色に輝く仏像の容姿。きんよう。
ごう‐こつ【傲骨】
《唐の李白は腰にかたくつよい骨があるので身を屈することができないと世人が評したという「鼠璞」傲骨の故事から》誇りを高くもって、人に屈しないこと。「天に畏れず、人に憚(はばか)らざる不敵の—」〈紅...
ご‐こう【後光】
1 仏・菩薩(ぼさつ)のからだから発するという光。また、仏像の後ろに表した金色の光。光背。背光。「—が差す」 2 (「御光」とも書く)高山や水田で、霧が出ているとき、光源や陰影のまわりに円形に見...
ゴールデン【golden】
多く複合語の形で用い、金色の、黄金のように価値のある、などの意を表す。