マネタリー‐ベース【monetary base】
中央銀行が供給する通貨。市中に出回っている流通現金と中央銀行当座預金(民間金融機関の中央銀行預け金)の合計値がこれにあたる。民間金融機関の信用創造の基礎となり、その何倍かのマネーサプライを生み出...
マネー‐サプライ【money supply】
金融機関・中央政府以外の一般企業・個人・地方公共団体などが保有する通貨量。日本銀行から金融機関に供給される資金はマネーベースという。通貨供給量。→マネーストック [補説]郵政民営化や金融商品の多...
マネー‐ストック【money stock】
金融機関から経済全体に供給されている通貨の総量。一般企業・個人・地方公共団体・地方公営企業など、金融機関や中央政府を除く経済主体が保有する通貨量の残高。→マネーストック統計
マネーストック‐とうけい【マネーストック統計】
金融機関から経済全体に供給されている通貨の総量(マネーストック)を示す統計。一般企業・個人・地方公共団体・地方公営企業など、金融機関や中央政府を除く経済主体が保有する通貨量の残高を集計したもの。...
マネーセンター‐バンク【money center bank】
全国に店舗を所有する大手金融機関。
マネー‐マーケット【money market】
コール・手形市場のような、金融機関相互間において資金の貸借が行われる市場や現先市場、CD(譲渡性預金)市場などの総称。短期金融市場。
マネー‐ロンダリング【money laundering】
《「マネーローンダリング」とも》不正取引で得た資金や企業の隠し資金を、金融機関との取引や口座間を移動させることによって資金の出所や流れを分からなくすること。資金洗浄。
マルチペイメント‐ネットワーク【multi-payment network】
各種公共料金や税金などを収納する企業・団体と、金融機関とを結ぶ通信ネットワーク。利用者はATMやインターネットを通じて料金などを支払うことができる。MPN。→ペイジー
マーチャント‐バンク【merchant bank】
英国で発達した金融機関。伝統的な業務である手形引受および証券の発行・引受のほかに、預金受入、貸付、投資顧問、リース、企業の合併・買収の仲介などを行う。
ミクロ‐プルーデンスせいさく【ミクロプルーデンス政策】
金融システムの安定性や健全性を確保するために、個々の金融機関の活動を規制・監督すること。金融庁検査や日銀考査などがこれにあたる。→プルーデンス政策