かそう‐ばいばい【仮装売買】
株式等に関して、売買の意思がないにもかかわらず、第三者に誤解を与える目的で、同一銘柄の売りと買いの注文を同時に出す行為。取引が活発に行われているように見せかけて他の投資家を誘い込み、株価の吊り上...
かちょうきん‐せいど【課徴金制度】
インサイダー取引、有価証券報告書の虚偽記載、監査法人の社員や公認会計士による虚偽証明など、証券市場における違反行為に対して、課徴金の納付を求める制度。審判手続を経て、金融庁による行政処分として行...
かとう‐ばいばい【過当売買】
金融商品取引業者が、手数料収入を目的として、顧客に対して株式・債券・投資信託・デリバティブなどの多量・頻繁な取引を勧誘し行わせること。顧客の資力や投資目的にそぐわない取引を勧める行為は金融商品取...
かね‐まわり【金回り】
1 収入のぐあい。ふところぐあい。「—がいい」 2 金銭の流通。金融。
かばらい‐きん【過払(い)金】
《「かはらいきん」とも》消費者金融などの貸金業者から融資を受けた人が業者に支払いすぎた利息のこと。利息制限法の上限金利(年15〜20パーセント)と出資法の旧上限金利(年29.2パーセント)の差か...
カバード‐ボンド【covered bond】
銀行などの金融機関が保有する債権を担保として発行する債券。住宅ローンや地方公共団体向けの優良な融資債権が担保となる。主に欧州の銀行が発行している。 [補説]発行体である銀行の貸借対照表には担保債...
かぶしきとう‐ふりかえせいど【株式等振替制度】
上場会社の株券をすべて廃止し、株主の権利の管理を、証券保管振替機構および証券会社に開設された口座において電子的に行う制度。金融商品取引所に上場されている株式・新株予約権・新株予約権付社債・投資口...
かぶしき‐とりひきじょ【株式取引所】
証券取引所(金融商品取引所)の旧称。
かぶしき‐なかがいにん【株式仲買人】
もと、株式取引所で株式の売買を行った者。大正11年(1922)に取引員と名称を変えた。現在の証券取引所(金融商品取引所)の承認を受けた取引参加者(会員組織の取引所は会員)に相当する。
かぶしき‐もちあい【株式持(ち)合い】
株式組織の金融機関や事業会社が相互に相手方の株式を持ち合うこと。経営支配権の安定化や取引関係の強化、敵対的買収からの防衛などを目的として行われる。日本では以前からの慣行であったが、1990年代以...