かりいれ‐きん【借入金】
資金が不足した時に、他から借り入れる金。特に、企業や政府などが、金融機関や他の企業に借用証書・約束手形などを差し入れて借りる金。
かり‐かぶ【借(り)株】
1 証券会社が、顧客から信用取引による売り注文を受けて取引所で売り付けたのち、決済のために証券金融会社から借り受ける株券。 2 株券消費貸借によって、所有者から借りた株。
かわせ‐リスク【為替リスク】
《exchange risk》為替相場の変動の影響によるリスク。外貨建てで金融商品を購入する際や貿易代金を受け取る際などに生じる。貿易業者はこのリスクを小さくするために、普通為替予約などの回避策...
かんせい‐きんゆう【官製金融】
日本政策投資銀行など政府系の政策金融機関が提供する金融サービスのこと。民業を圧迫し、官僚の天下り先になるなどの指摘があり、縮小の方針が示されていたが、金融危機への対応で融資額・資産規模が拡大している。
かんせつ‐きんゆう【間接金融】
資金需要者が金融機関から資金を調達する金融方式。金融機関が資金供給者から預貯金・金融債・保険・信託などによって集めた資金を、借入などの手段で調達する。→直接金融
かんり‐めいがら【監理銘柄】
証券取引所(金融商品取引所)が、上場廃止基準に触れるおそれのある株式について割り当てる特別の扱い。監理銘柄(審査中)と監理銘柄(確認中)の二つの指定がある。上場廃止の可能性を一般投資家に周知徹底...
かんわ‐マネー【緩和マネー】
中央銀行が景気を活性化するために行う金融緩和策によって市場に供給した資金。金融緩和マネー。
カード‐ローン
《(和)card+loan》銀行などの消費者金融の一種。あらかじめ決められた融資限度額まではカードで現金自動支払機を利用することによって何度でも借り入れができる。
がいか‐きんゆう【外貨金融】
外貨建ての金融。外国為替を取り扱う銀行が国内で行う金融と、海外で行う金融とがある。
がいか‐だて【外貨建て】
金融商品の売買や利息の支払いなどが外国の通貨で行われること。また、貿易で輸出・輸入品の価格が外貨で示され、支払われること。⇔円建て。