セーフティーネット‐ほしょう【セーフティーネット保証】
取引先企業の倒産、災害、金融機関の破綻などによって経営が不安定になった中小企業に対する融資制度。中小企業信用保険法に基づいて信用保証協会が行うもので、一般保証の限度額とは別枠で、金融機関に対して...
ゼロきんり‐せいさく【ゼロ金利政策】
中央銀行が政策金利の水準を実質0パーセントに誘導する金融政策の一。金融市場に資金を潤沢に供給することによって、金利が0パーセントに近づくように誘導する。中央銀行は通常、政策金利の誘導目標を上下さ...
ぜんこく‐ぎんこうデータ‐つうしんシステム【全国銀行データ通信システム】
企業や個人による銀行間の送金・振込み等を処理するシステム。日本のほぼすべての金融機関が参加している。コンピューターと通信回線によりオンラインで処理される。営業日の夕方に当日の全取引を集計し、各金...
ぜんこくしんようきょうどうくみあい‐れんごうかい【全国信用協同組合連合会】
信用組合の系統中央機関。全国の信用組合を会員とし、信組間の資金需給調整、余裕資金の運用、資金援助、経営指導・監査などを行う。金融市場では、機関投資家として資金の調達・運用を行っている。昭和29年...
ぜんこく‐ちほうぎんこう‐きょうかい【全国地方銀行協会】
全国の地方銀行を会員とする団体。一般社団法人。昭和22年(1947)設立。会員銀行に共通する課題に対処するため、意見を交換・集約して関係機関に提言するほか、金融商品・サービスの研究、銀行業務合理...
そうきけいかい‐せいど【早期警戒制度】
金融庁が金融機関の経営状況を監視し、自己資本比率の悪化などが見られる場合に、早い段階で是正措置をとる制度。金融機関に収益性や資産内容などの報告を求め、経営改善を促す。平成14年(2002)の導入...
そうごう‐しょうしゃ【総合商社】
多種多様な商品の輸出入貿易および広範な国内取引に携わる日本特有の巨大商社。金融機能・オルガナイザー機能・情報機能などももつ。
そうごう‐とくべつくいき【総合特別区域】
地域の活性化や国全体の成長を促進するために、規制・制度の特例や、税制・財政・金融上の支援措置が適用される区域。平成22年(2010)の新成長戦略に基づいて実施される。総合特区。
そうごう‐とりひきじょ【総合取引所】
有価証券などの金融商品と農産物・鉱物などの商品を一括して取り扱う取引所のこと。日本でも金融商品取引所と商品取引所を一体化した総合取引所の創設が検討されている。
そうご‐ぎんこう【相互銀行】
昭和26年(1951)施行の相互銀行法に基づき、無尽会社から転換した中小企業専門の金融機関。普通の銀行業務のほか無尽業務も行った。平成元年(1989)から普通銀行に転換。同5年相互銀行法は廃止。