うしなわれた‐にじゅうねん【失われた二十年】
日本で、1990年代初頭のバブル崩壊後、20年以上にわたって経済の停滞が続いたこと。また、その期間をいう。 [補説]バブル崩壊後の「失われた十年」を経て、2000年代半ばに金融機関や企業の不良債...
うす‐じき【薄敷】
先物(さきもの)取引で、商品取引員が預かる委託証拠金が取引所の規定よりも少ないもの。違反行為となる。証券取引所(金融商品取引所)では薄張(うすばり)という。
うまれ‐ね【生(ま)れ値】
1 証券取引所(金融商品取引所)に新しく上場された株式や増資権利落株などに初めてつく値段。 2 先物取引で、毎月発会のときの最初の値段。
うり‐オペレーション【売(り)オペレーション】
金融市場が資金供給量過多のときに調整を図るため、中央銀行(日本では日本銀行)が手持ちの国債や手形などを金融機関に売却して市場の資金を吸い上げること。通貨が中央銀行に還流して金融は引き締まり、イン...
うり‐くずし【売(り)崩し】
1 大量の売り物を出し、相場を下落させること。 2 特に、金融商品取引で、特定の銘柄について、現在の価格よりも安値で大量の売り注文を出すことにより、価格が下落しているように見せかけること。金融商...
うり‐こ・む【売(り)込む】
[動マ五(四)] 1 上手に説明をして買う気持ちを起こさせ、商品を売る。販路を広げる。「新製品を—・む」 2 うまく働きかけて、相手に認められ信用を得る。「志望する会社に自分を—・む」 3 金品...
うりだし‐はっこう【売出発行】
発行額を前もって決めずに、一定の売り出し期間中に売却できた総額を発行額とする債券発行の方法。金融債や政府関係機関が発行する債券にだけ認められている。
エア‐ギャップ【air gap】
1 空隙。 2 コンピューターや内部ネットワークを、インターネットなどの外部ネットワークから隔離すること。また、その状態。不正アクセスなどサイバー攻撃からの防御のため、軍事施設や金融機関などのコ...
えいぎょう‐かしつけきん【営業貸付金】
消費者金融など金銭の貸し付けを主な業務とする企業が、営業目的で顧客に貸し付ける資金。また、そうした貸付金の残高。貸借対照表の流動資産に計上される。
えいぎょうがい‐そんえき【営業外損益】
企業の主たる営業活動以外の活動から経常的に発生する損益のこと。受取利息、有価証券売却益、為替差益などの営業外収益から、支払利息、有価証券売却損、為替差損などの営業外費用を差し引いたもの。利益とな...