金(かね)の生(な)る木(き)
1 次々に金銭を生み出す財源。 2 フチベニベンケイのこと。葉が円形で硬貨に似ることからともいう。
金(かね)の番人(ばんにん)
金をためるばかりで、利用することを知らない人。守銭奴。
かね‐の‐みたけ【金の御岳】
金峰山(きんぷせん)の異称。
金(かね)の世(よ)の中(なか)
金銭の力でどうにでもなる世の中。
金(かね)の草鞋(わらじ)で尋(たず)・ねる
《いくら歩いても擦り切れない鉄製のわらじを履いて探す意から》辛抱強く探し回って歩く。得難い物事のたとえにいう。金の草鞋で探す。「—・ねても二人とない好人物」 [補説]「きんのわらじ」と読むのは誤り。
金(かね)は天下(てんか)の回(まわ)りもの
金銭は一つ所にとどまっているものではなく、今持っている者もいつか失ったり、今ない者もいつか手に入れたりする。金は天下の回り持ち。
金(かね)は湧(わ)き物(もの)
金銭は思いがけなく手に入ることがあるから、なくてもくよくよすることはない。
かね‐ばこ【金箱】
1 金銭を入れておく箱。銭箱(ぜにばこ)。金櫃(かねびつ)。 2 金銭上の援助をしてくれる人。また、金銭を稼いでくれるもの。金蔵(かねぐら)。ドル箱。
かね‐ばなれ【金離れ】
金銭の使いぶり。「—がいい人」
かね‐ばらい【金払い】
金銭の使いぶり。金離れ。「—のよい人」「—が渋い」