きん‐なしじ【金梨子地】
1 蒔絵(まきえ)で、金粉を蒔いた梨子地。 2 表面を梨子地に仕上げた金製品。
きん‐のう【金嚢】
かねを入れる袋。さいふ。
きん‐のう【金納】
[名](スル)租税・小作料などを金銭で納めること。「地代を—する」⇔物納。
きん‐の‐たまご【金の卵】
めったに手に入らない貴重な人材。 [補説]求人難のときの中卒・高卒の就職希望者をいった、昭和39年(1964)の流行語から。
きんのつむぎぐるま【金の紡ぎ車】
《原題、(チェコ)Zlatý kolovrat》ドボルザークの交響詩。1896年作曲。チェコの詩人カレル=ヤロミール=エルベンの詩に着想を得た作品。
きんのひつぎ【金の棺】
網野菊による小説。実母との離別や弟妹の死、自身の離婚など、著者自身の身辺の出来事を素材とする私小説。昭和22年(1947)、第2回女流文学者賞受賞。
きんのほし【金の星】
童話・童謡雑誌。大正8年(1919)創刊の「金の船」を大正11年(1922)に改称したもの。初代編集長は野口雨情。昭和4年(1929)終刊。
きん‐ば【金歯】
金冠をかぶせた歯。金製の義歯。
きん‐ばい【金梅】
1 オウバイの別名。 2 「金梅草」の略。
きんばい‐そう【金梅草】
キンポウゲ科の多年草。山地の湿原などに生え、高さ40〜80センチ。葉は円形で深い切れ込みがある。夏、梅に似た黄色の花をつける。