きんゆうはせい‐しょうひん【金融派生商品】
⇒デリバティブ
きんゆう‐バブル【金融バブル】
多様な金融商品などによって過剰な信用供与が行われたことにより発生したバブル経済。 [補説]1980年代以降、米国の主導により規制緩和による金融の自由化・グローバル化が進み、金融市場の規模が急速に...
きんゆう‐ひきしめ【金融引(き)締め】
景気の過熱やインフレを抑制するために、中央銀行(日本では日本銀行)が基準割引率および基準貸付利率(公定歩合)・預金準備率の引き上げ、売りオペレーションなどによって通貨の供給を抑え、金利水準を高め...
きんゆう‐ひっぱく【金融逼迫】
金融市場で資金の需要が供給を上回り、資金調達が困難になる状態。⇔金融緩和。
きんゆう‐ビッグバン【金融ビッグバン】
金融制度の大規模な改革。英国で1986年に行われた証券市場改革(ビッグバン2)、それに先立って米国で1975年に行われた証券市場改革(メーデー2)、日本で1990年代に行われた金融システム改革(...
きんゆう‐ふあん【金融不安】
景気の後退や金融機関の経営悪化などで、金融市場や金融機関に対する信用度が低下して、経済の先行きに不安を感じること。金融機関の破綻(はたん)、不良債権の増加、株価の下落・低迷、信用逼迫(ひっぱく)...
きんゆう‐ほごしゅぎ【金融保護主義】
1 金融機関が外国から資金を引き上げ、国内に優先的に融資すること。公的資金で救済した金融機関に対して、政府が国内融資を優先するよう求めること。国際金融市場への資金供給が減少し、世界的な景気後退を...
きんゆうほしょう‐がいしゃ【金融保証会社】
⇒モノライン保険会社
きんゆうほしょう‐ほけん【金融保証保険】
元本が確定している金融商品(債券や証券化商品など)の元利払いを保証する保険。例えば、投資家が債券を購入する際、金融保証保険が付されていれば、債券が不履行になった場合にも保険会社から元利払いを受け...
きんゆう‐もちかぶがいしゃ【金融持(ち)株会社】
銀行・証券会社・保険会社などが設立する持株会社で、傘下の子会社が金融関連の事業を営む会社。一般の事業会社を傘下におくことは制限されている。平成9年(1997)独禁法の改正に伴い、設立が認められる...