りゅうか‐すいそ【硫化水素】
水素の硫化物。腐卵臭のある無色の有毒気体。硫黄を含むたんぱく質が腐敗したときに生じ、また火山ガスや鉱泉中に含まれる。実験室では硫化鉄を塩酸で分解して得る。水に溶けて弱酸性を示す。各種金属塩の水溶...
りゅうか‐てつ【硫化鉄】
鉄の硫化物。 1 硫化鉄(Ⅱ)。灰黒色または淡褐色の結晶。希酸に溶けて硫化水素を発生する。天然には磁硫鉄鉱として産する。化学式FeS 2 硫化鉄(Ⅲ)。黒色の粉末。天然には銅との複塩をなす黄銅鉱...
りゅうか‐どう【硫化銅】
銅の硫化物。 1 硫化銅(Ⅰ)。金属光沢のある暗灰色の結晶。天然には輝銅鉱として産する。化学式Cu2S 2 硫化銅(Ⅱ)。黒色の粉末または結晶。天然には藍銅鉱(らんどうこう)として産する。化学式CuS
りゅうか‐ぶつ【硫化物】
硫黄と、それよりも陽性の元素との化合物。天然に鉱物として広く存在し、硫黄あるいは重金属の原料。多くは酸により分解して硫化水素を発生する。
りゅう‐きん【琉金】
金魚の一品種。体は短くて丸く、尾びれが大きく、赤色か赤白の斑。中国の原産。江戸時代に琉球を経て渡来。おなが。
りゅう‐さん【硫酸】
無機酸の一。純粋なものは無色で粘りけのある油状の液体。一般には水溶液をさし、濃度により希硫酸・濃硫酸という。濃硫酸は水と混合すると多量の熱を発生し、また脱水作用が強く、化合物中から水素と酸素を2...
りゅうさん‐えん【硫酸塩】
硫酸の水素原子が金属によって置換された化合物。サルフェート。
りゅう‐しち【流質】
1 質流れ。ながれじち。 2 債務不履行の場合に、質権者に質物の所有権を取得させ、または質物を売却してその代金を優先弁済にあてさせること。民法は流質契約を無効とするが、営業質屋・公益質屋について...
りゅうせい‐たい【流星体】
太陽系内を運行し、地球の大気に突入して流星となる岩石や金属の小片。流星物質。メテオロイド。
りゅうち【竜智】
《(梵)Nāgabodhiの訳》インドの伝説上の僧。密教を伝えた第四祖とされ、竜樹より法を受けて数百年生き、金剛智に伝えたといわれる。