わりびき‐さい【割引債】
券面に利札(りさつ)がなく、額面金額から利息相当分を差し引いた価格で発行され、償還日に額面金額が償還される債券。中期割引国債・短期国債・割引金融債など。→利付債
わりびき‐しじょう【割引市場】
商業手形・財務省証券・短期国債などが金融機関の間で取引される金融市場。英国のロンドン市場で典型的に発達した。
わりびき‐たんきこくさい【割引短期国債】
国債の償還を円滑に行うために国債整理基金特別会計が発行していた借換債の一種。償還期間は6か月・1年など。最低額面金額は1000万円。正式名称は割引短期国庫債券。TB(treasury bill)...
わりびき‐はっこう【割引発行】
額面金額を下回る価格で債券を発行すること。
わりびき‐りょう【割引料】
手形割引の際に手形の額面金額から差し引かれる金額。
わり‐び・く【割(り)引く】
[動カ五(四)] 1 一定の金額から何割か安くする。「10パーセント—・く」 2 手形割引をする。「手形を—・く」 3 物事を内輪に見積もる。「彼の話は—・いて聞く必要がある」
わり‐ピン【割(り)ピン】
断面が半円形の針金を、平らな方を内側にして折り曲げたピン。接合部の穴に通してから両端を開き曲げてとめる。ブラッド(brad)。
わり‐まえ【割(り)前】
金銭の徴収・分配などを各自に割り当てること。また、その金額。「利益の—を受ける」「—を支払う」
わり‐まし【割(り)増し】
[名](スル)一定の額・量に対し、ある割合を増し加えること。また、その加えた額・量。「料金を—する」⇔割引。
わりまし‐ちんぎん【割(り)増(し)賃金】
残業・休日労働・深夜労働をしたときに雇用者が従業員に余分に支払わなければならない賃金。労働基準法で定められ、残業(1日8時間超、1週40時間超)は25パーセント以上、休日労働は35パーセント以上...