穴(あな)を埋(う)・める
1 金銭や人員などの損失、欠損を補う。「新人がレギュラーの—・める」 2 事故などによって生じた空白の時間や間の抜けた場面をうまく補う。「予備の原稿で—・める」
あに‐がわ【阿仁川】
秋田県中央北部を流れ、日本海に注ぐ米代(よねしろ)川の支流の一。森吉山に源を発し、鷹巣盆地西部で米代川に合流する。長さ64.2キロ。かつて中流域に金・銀・銅などを産出した鉱山があった。
あに‐どうざん【阿仁銅山】
秋田県北秋田市南部の銅山。古くは金銀を産出、のち銅山として栄えた。昭和45年(1970)休山。
アニマル‐スピリット【animal spirit】
企業家の投資行動の動機となる、将来に対する主観的な期待。英国の経済学者ケインズが「雇傭・利子および貨幣の一般理論」のなかで使用した用語。経済活動の多くは合理的動機に基づいて行われるが、その一方で...
あねは‐の‐まつ【姉歯の松】
宮城県栗原市金成姉歯(かんなりあねは)にあった松。小野小町の姉または松浦佐用姫(まつらさよひめ)の姉の墓上に植えた五葉松という。[歌枕]「栗原の—をさそひても都はいつと知らぬ旅かな」〈夫木・二九〉
アネロイド‐きあつけい【アネロイド気圧計】
《aneroidは非液体の意》気圧計の一。内部を真空にした円板状の金属製容器の表面が、気圧変化によって上下するのを、てこで指針に伝える。高度計としても使用。空盒(くうごう)気圧計。
あのくだっ‐ち【阿耨達池】
《(梵)Anavataptaの音写。清涼・無熱悩と訳す》ヒマラヤの北にあるという想像上の池。岸は金・銀など四宝よりなり、阿耨達竜王が住み、四方に河が流れ出して、人間のいる贍部洲(せんぶしゅう)を...
アハマド‐アルファティフ‐モスク【Ahmad Al Fateh Mosque】
バーレーンの首都マナーマにあるイスラム寺院。グラスファイバー製のドームをもち、最大7000人の礼拝者を収容可能。同国最大のモスクとして知られる。イスラム教徒でなくても金曜日以外は見学可能。グラン...
あば・く【褫く】
[動カ下二]《「あわく」とも》 1 はげる。崩れる。「塗れる金—・け落つ」〈霊異記・中〉 2 気が緩む。油断する。「よも渡らじ、船も通はじなんど思ひて、うち解け—・けたらんところへ」〈盛衰記・四二〉
アビレス【Avilés】
スペイン北西部、アストゥリアス州の都市。ペニャス岬の西、ビスケー湾につながる深い入り江に面する。20世紀半ばに国営製鉄所(現在はミタルアルセロール社)が置かれ、同国の金属工業の中心地の一つとなっ...