こぶし‐さがり【拳下(が)り】
1 槍など長い武器を持って構える際、その先端が手もとより上がるようにすること。⇔拳上がり。 2 鉄砲や弓などを構えるとき、前に突き出した左手のこぶしを下げて構えること。⇔拳上がり。
怖(こわ)いもの知(し)らず
自信に満ちて、何ものをも恐れないこと。また、無鉄砲なこと。「—の若者」
ごまだら‐かみきり【胡麻斑天牛】
カミキリムシ科の昆虫。体長2.5〜3.5センチ。触角は体より長い。体色は黒くて光沢があり、背面に白斑が散在する。幼虫は鉄砲虫とよばれ、コナラ・シイ・桑などを食害。《季 夏》
さきて‐ぐみ【先手組】
1 先頭に立つ部隊。 2 江戸幕府の職名。弓組と鉄砲組とに分かれ、江戸城諸門の警備、将軍外出の際の護衛、また、火付盗賊改(ひつけとうぞくあらため)として江戸市中の巡視などを担当。先手頭のもとに与...
さ‐ま【狭間】
1 城壁・櫓(やぐら)・軍船のへさきなどに設け、内から外をうかがったり矢・鉄砲などを用いたりするための小窓。石狭間・矢狭間・鉄砲狭間・大砲狭間・隠し狭間などがある。 2 すきま。せまいあいだ。「...
しだらでん
《「震動雷電」の音変化かという》風雨に伴う電光雷鳴。また、そのように騒々しいこと。「袂まで、鉄砲雨の—」〈浄・忠臣蔵〉
しび・る【痱る】
[動ラ四]大小便などを少しずつもらす。また、物を少しずつ出す。「不器用な水鉄砲を見るやうに—・らずとも」〈洒・美地の蠣殻〉
しゃ‐じょう【射場】
1 弓を射る場所。矢場。弓場(ゆば)。いば。 2 鉄砲の射撃を行う場所。射撃場。 3 ロケットを打ち上げる場所。発射場。
しゃ‐ほう【射法】
弓・鉄砲をうつ方法・技術。
しら‐お【白魚】
「しらうお」の音変化。「—の小骨も抜いて食いそうなすました女めが」〈露伴・寝耳鉄砲〉