てっしん‐せきちょう【鉄心石腸】
いかなる困難にも負けない、鉄や石のように堅固な精神。鉄石心腸。「—の人」
てっ‐せい【鉄製】
鉄でつくってあること。また、そのもの。てつせい。「—の灰皿」
てっ‐せき【鉄石】
鉄と石。非常に堅固なもののたとえ。「—心」
てっせき‐しん【鉄石心】
きわめて堅固な意志。鉄心。「—の士」
てっせき‐しんちょう【鉄石心腸】
「鉄心石腸(てっしんせきちょう)」に同じ。
てっ‐せん【鉄扇】
骨を鉄で作った扇。また、畳んだ扇の形を鉄で作ったもの。近世の武家の護身用。
てっ‐せん【鉄泉】
「含鉄泉(がんてつせん)」に同じ。
てっ‐せん【鉄線】
1 鉄の針金。鉄条。「有刺—」 2 キンポウゲ科の落葉蔓(つる)植物。茎は細く堅い。葉は卵形の小葉からなる複葉。夏、白または紫色で花びら状の萼(がく)を6枚もつ大形の花を開く。中国の原産で、古く...
てっ‐せん【鉄船】
鍛鉄で造った船。木船から鋼船への過渡期のもので、19世紀後半に多く製造。
てっ‐せん【鉄銭】
江戸時代、銑鉄(せんてつ)で鋳造された銭。寛永通宝の一文銭・精鉄四文銭や仙台通宝銭・箱館通宝銭・南部銭など。