てつのほね【鉄の骨】
池井戸潤の小説。平成21年(2009)刊行。ゼネコンの談合問題を描き、平成22年(2010)の第31回吉川英治文学新人賞を受賞。
てつ‐の‐ぼうふう【鉄の暴風】
第二次大戦末期の沖縄戦で、約3か月にわたって米軍の激しい空襲や艦砲射撃を受けたこと。無差別に多量の砲弾が撃ち込まれるさまを暴風にたとえたもの。 [補説]昭和25年(1950)に沖縄タイムス社の記...
鉄(てつ)は熱(あつ)いうちに打(う)て
《Strike while the iron is hot.》 1 鉄は、熱して軟らかいうちに鍛えよ。精神が柔軟で、吸収する力のある若いうちに鍛えるべきである、というたとえ。 2 物事は、関係者...
てつ‐はい【鉄肺】
塵肺(じんぱい)の一。金属鉄・酸化鉄などの微粉の吸入による軽微な呼吸器病。肺組織が茶褐色となる。鉄工・鍛冶工(かじこう)に多い。鉄症。鉄沈着症。
てつ‐ば【鉄馬】
1 鉄のよろいをつけた騎兵。また、勢いが激しく勇猛な騎兵。 2 風鈴(ふうりん)のこと。
てつ‐ばいせんざい【鉄媒染剤】
鉄塩からなる塩基性媒染剤。羊毛には緑礬(りょくばん)、絹には硝酸鉄・木酢酸鉄などを用いる。
てつ‐バクテリア【鉄バクテリア】
⇒鉄細菌
てつ‐ばんど【鉄礬土】
⇒ボーキサイト
てつ‐びえ【鉄冷え】
製鉄・鉄鋼業の業績が低迷すること。また、その状態。「—の町」
てつ‐びし【鉄菱】
日本古来の武器の一。四方にとげのある、ひし形の小鉄片。地上に散布して敵の馬の脚を痛めつけ、その進退を妨害するために用いた。