えんぴつ‐の‐き【鉛筆の木】
ヒノキ科の常緑高木。材質は柔らかで、繊維もまっすぐ通り、鉛筆の軸木に使用。北アメリカの原産。鉛筆柏槙(えんぴつびゃくしん)。
えんぴつ‐びゃくしん【鉛筆柏槙】
エンピツノキの別名。
鉛筆(えんぴつ)を嘗(な)・める
1 思案しながら文章を仕上げる。「—・めながら手紙を書き上げた」 2 書類上の数字を都合のいいように書き換える。帳簿などの帳尻を合わせるために、数字を操作する。
えん‐ぶん【鉛分】
物の中に含まれている鉛の量。
えん‐ぷん【鉛粉】
古くおしろいに用いた、鉛を原料とする白色顔料。現在は塗料や絵の具に用いる。
なまり【鉛】
炭素族元素の一。単体は青白色の軟らかくて重い金属。融点がセ氏327.5度と低く、加工が容易。耐食性にすぐれ、空気中では表面が酸化されて被膜となり、内部に及ばない。主要鉱石は方鉛鉱。鉛管・電線被覆...
なまり‐いろ【鉛色】
鉛の色に似た、淡いねずみ色。「—の空」
なまり‐おんせん【鉛温泉】
岩手県花巻市西部にある温泉。泉質は単純温泉。
なまり‐がみ【鉛紙】
ガラス類・金属類・細工物・果実などの包み紙として用いる薄い紙。明治初年、輸入鉛板の間に挟んであった薄用紙に似せて製造したもの。
なまり‐ガラス【鉛ガラス】
酸化鉛を含有するガラス。フリントガラスはこの一種。軟らかくてカットしやすく、屈折率が大。光学ガラスやクリスタルガラスとして用いる。