けいせん‐せき【珪線石】
アルミニウムの珪酸塩からなる鉱物。紅柱石・藍晶石(らんしょうせき)と多形の関係にある、褐色・淡緑色・白色の細い柱状結晶。斜方晶系。変成岩中に産出。
けいそう‐なんでい【珪藻軟泥】
珪藻の遺体を主成分とし、細泥・鉱物・有孔虫遺体なども含む海洋堆積物(たいせきぶつ)。淡黄色または灰色。寒帯地方の水深1000〜4000メートル付近に多い。
けいたい‐がく【形態学】
1 生物学の一分科で、生物の体制や構造を研究する学問。対象や目的により、組織学・細胞学・解剖学・発生学・分類学などに分けられる。 2 鉱物の結晶の幾何学的性質を研究する結晶学の一分野。
けいちょうしつ‐こうぶつ【珪長質鉱物】
⇒無色鉱物
けいニッケル‐こう【珪ニッケル鉱】
ニッケルとマグネシウムを含む珪酸塩鉱物。淡緑色の土状または顆粒状で、蛇紋岩中に産出。ニッケルの鉱石。
けっしょうしつ‐シリカ【結晶質シリカ】
結晶構造をもつ二酸化珪素の総称。自然の鉱物では石英・鱗珪石(りんけいせき)・クリストバル石として産し、多形をなす。結晶性シリカ。⇔非晶質シリカ。
けっしょうぶんか‐さよう【結晶分化作用】
マグマの結晶作用に伴って、玄武岩質マグマから鉱物が晶出すると残りのマグマの化学組成が変わっていろいろの組成のマグマができること。
けっしょう‐へんがん【結晶片岩】
変成岩の一。広域変成作用を受けて鉱物が一定方向に並び、片理とよばれる薄く板状に割れやすい構造を示す岩石。
ケルダール‐ほう【ケルダール法】
試料に含まれる窒素の量を求める分析方法の一。試料を濃硫酸中で加熱し、含まれる窒素を硫酸アンモニウムに変える。これを蒸留して発生するアンモニアの量から窒素量を定量する。食品などの有機物や鉱物に含ま...
けんし‐こうたく【絹糸光沢】
絹糸がもつ光沢。また、繊維状の鉱物に多くみられる、絹糸のような光沢。