こうど‐けい【硬度計】
物質の硬さ(硬度)を測定する装置。試験材料に物体を押し込み、そのくぼみを調べる硬さ試験を応用した装置が工業分野で広く用いられる。鉱物の硬さにはモースの硬度計が有名。
こうぶつ‐がく【鉱物学】
鉱物の性質・形態・内部構造・成因などを研究する学問。
こうぶつ‐けんびきょう【鉱物顕微鏡】
偏光顕微鏡のこと。鉱物の観察に用いられるのでいう。
こうぶつせい‐しきそ【鉱物性色素】
鉱物を成分とする色素。鉛白・酸化亜鉛・群青(ぐんじょう)・鉛丹など。鉱物性顔料。無機顔料。
こうぶつ‐せんい【鉱物繊維】
天然の資源から得られる鉱物質の繊維。石綿・岩綿・グラスウールなど。
こうマンガン‐こう【硬マンガン鉱】
二酸化マンガンを主成分とする鉱物。鉄黒色、不透明で塊状。マンガンの重要な鉱石。
こう‐みゃく【鉱脈】
岩石の割れ目を有用鉱物が満たしてできた板状の鉱床。多くはマグマから出た熱水溶液が鉱物を沈殿させてできる。
こう‐ゆ【鉱油】
石油など、鉱物質のあぶら。植物油、動物油脂に対していう。鉱物油。鉱物性油。
こうれん‐せき【紅簾石】
カルシウム・マンガン・鉄・アルミニウムを含む珪酸塩(けいさんえん)鉱物。桃色の柱状結晶。単斜晶系。珪質の結晶片岩に含まれる。
こくさいこうぶつがく‐れんごう【国際鉱物学連合】
鉱物学分野の国際協力を目的とする学術団体。1958年に設立。新鉱物の鑑定と命名、既存の鉱物名の改名などを行っている。IMA(International Mineralogical Associa...