さい‐しゅ【採取】
[名](スル) 1 研究・調査などのために、とること。「指紋を—する」 2 鉱物や植物、また、貝などを選び取ること。「砂利を—する」
さこう‐しょう【砂鉱床】
岩石が風化・浸食されて運搬される過程で、有用鉱物が集中し、砂礫(されき)にまじって堆積(たいせき)した鉱床。漂砂鉱床。
さんか‐こうぶつ【酸化鉱物】
酸素と他の元素が結合した鉱物の総称。金属および非金属の酸化物・複酸化物・水酸化物などを含むものをさす。石英・赤鉄鉱・コランダムが知られる。
さん‐しょり【酸処理】
天然ガスや石油を含む頁岩(けつがん)(シェール)層からシェールガスやシェールオイルを採取する水圧破砕法において、酸などの化学物質を混入した水を注入し、岩石や粘土鉱物を溶解することで、採取の効率を...
さんせい【山西】
中国北西部の省。太行山脈の西に位置し、万里の長城で内モンゴル自治区と接する黄土山岳地帯。省都、太原。石炭・鉄鉱などの鉱物資源が豊富で製鉄業が盛ん。シャンシー。
さんせい‐がん【酸性岩】
火成岩で、化学成分の二酸化珪素(けいそ)の含有量が66パーセント以上あるもの。有色鉱物が少ないので白っぽい。花崗岩(かこうがん)・流紋岩など。
さんせい‐はくど【酸性白土】
白色の粘土の一種。微粉末で、主成分は粘土鉱物のモンモリロナイト。水を加えると弱酸性を呈する。吸着性があり、石油の脱色や乾燥剤などに利用。
ざくろ‐いし【石榴石】
マグネシウム・鉄・マンガン・カルシウム・アルミニウムなどを含む珪酸塩(けいさんえん)鉱物。変成岩中に多い。12面体結晶が普通。等軸晶系。色は黄・赤・黒・褐色などで、主に研磨材に利用し、美しいもの...
ザブジェ【Zabrze】
ポーランド南部の都市。カトビツェの北西約210キロメートルに位置する。鉱物資源に恵まれ、シロンスク地方の主要な工業都市となった。ドイツ領時代はヒンデンブルクとよばれた。
ざんりゅう‐こうしょう【残留鉱床】
地表または地表付近で岩石が化学的風化を受け、可溶性成分が水に溶け去り、難溶性の有用鉱物が残留してできた鉱床。ボーキサイト鉱床は代表例。風化残留鉱床。