ちきゅう‐かがく【地球科学】
地球を研究対象とする自然科学。地質学・鉱物学・火山学・古生物学・海洋学・自然地理学・地球物理学・地球化学などが含まれる。 [補説]地学とほぼ同義だが、地学には地球以外の天体に関する学問や、人文地...
チタン‐せき【チタン石】
チタンとカルシウムを含む珪酸塩鉱物。くさび形または柱状の結晶。さまざまな色がみられ、透明で美しいものは宝石とされる。くさび石。チタナイト。スフェーン。
ちば‐せき【千葉石】
二酸化珪素(けいそ)からなる鉱物。結晶格子内部にメタン、エタン、プロパンなどが閉じ込められており、天然ガスハイドレートにおける水分子を珪素と酸素に置き換えた結晶構造をもつ。無色または白色で光沢が...
チャッティスガール【Chhattisgarh】
インド中東部にある州。2000年にマディヤプラデシュ州の東部が分離して成立。山がちな地形で開発が遅れるが、ボーキサイトなどの鉱物が豊富。2003年に州都ライプール近くのシルプルで、大規模な仏教遺...
チャロ‐せき【チャロ石】
珪酸塩鉱物の一種。ガラス光沢または真珠光沢がある紫色の結晶で、大理石模様をもつ。単斜晶系。ロシアのサハ共和国で発見。1978年に新鉱物に認定。装飾品などに用いられる。チャロアイト。
ちょうくてつしつ‐がん【超苦鉄質岩】
橄欖石(かんらんせき)、輝石、角閃石(かくせんせき)などの苦鉄質鉱物(有色鉱物)の体積が70パーセント以上を占める火成岩。橄欖岩、輝岩、角閃石岩などが知られる。超マフィック岩。→苦鉄質岩
ちょう‐せき【長石】
アルミニウム・カリウム・ナトリウム・カルシウムなどを含む珪酸塩(けいさんえん)鉱物。単斜晶系の正長石、三斜晶系の斜長石などに分類される。たいていの岩石に含まれる造岩鉱物。
ちょくせん‐せき【直閃石】
角閃石の一。鉄・マグネシウムを含む珪酸塩(けいさんえん)鉱物。灰・緑・褐色などで、ガラス光沢があり、繊維状のものが多い。斜方晶系。変成岩中に産出。
チリ‐しょうせき【チリ硝石】
硝酸ナトリウムを主成分とする鉱物。無色および白・赤褐・灰・黄色などでガラス光沢がある。三方晶系。チリ北部の乾燥地域に広く分布。肥料などの原料。ソーダ硝石。
てつ‐じゅうせき【鉄重石】
鉄のタングステン酸塩鉱物。亜金属光沢をもつ黒色板状の結晶。単斜晶系。タングステンの重要な鉱石。