ぎん‐てん【銀点】
1標準気圧下での銀の凝固点。セ氏961.75度。国際温度目盛りの一。
ぎん‐でい【銀泥】
銀粉をにかわで溶いた顔料。書画などに用いる。白泥(びゃくでい)。
ぎん‐でんち【銀電池】
⇒酸化銀電池
ぎん‐とく【銀徳】
「金徳(きんとく)」に同じ。
ぎん‐どけい【銀時計】
1 銀側(ぎんがわ)の時計。 2 東京帝国大学を優等で卒業した者の俗称。大正7年(1918)まで、天皇から銀時計が授けられたのでいう。
ぎん‐ながし【銀流し】
1 水銀に砥粉(とのこ)をまぜ、銅などの金属にすりつけて、銀色に仕上げること。また、そのもの。「—のキセル」 2 《1がはげやすいところから》外見はよいが質の悪いもの。見かけだおし。まがいもの。...
ぎん‐なしじ【銀梨子地】
1 蒔絵(まきえ)で、銀粉を蒔いた梨子地。 2 表面を梨子地に仕上げた銀製品。
ぎん‐なん【銀杏】
《「ぎんあん」の連声(れんじょう)。「あん(杏)」は唐音》 1 イチョウの別名。 2 イチョウの実。黄色で悪臭のある外種皮を土に埋めておくなどして取り去り、内部の核の仁(じん)を食用とする。《季...
ぎんなん‐そう【銀杏草】
スギノリ科の紅藻。潮間帯の岩上に群生。高さ10〜25センチ。先が二分した卵形に広がる。北海道から東北地方に分布。糊(のり)の原料や食用とする。えぞつのまた。
ぎん‐ねず【銀鼠】
「ぎんねずみ(銀鼠)」に同じ。