ちょう‐じゅう【鳥銃】
小銃のこと。もと、鳥を撃つために使ったところからという。「是を以て制せんとて—を出したり」〈条野有人・近世紀聞〉
テーザー‐じゅう【テーザー銃】
《「テイザー銃」とも》スタンガンの一種。電線のついた2本の針状の電極を発射し、標的に電気ショックを与えて一時的に動けなくする。米国・カナダ・英国などの警察機関が使用。商標名。
でんし‐じゅう【電子銃】
電子線を発生し、特定方向に射出する装置。電極を高熱にする熱陰極放出、強い電場をかけて表面の電子を放出させる電界放出などの方式がある。電子顕微鏡、ブラウン管などに用いられる。
にれん‐じゅう【二連銃】
銃身が2本ある銃。
ひなわ‐じゅう【火縄銃】
火縄によって発射薬に点火させて弾丸を発射する方式の小銃。15世紀後半にヨーロッパで発明され、日本へは天文12年(1543)ポルトガル人によって種子島(たねがしま)に伝来した。種子島。火縄筒。
フリントロック【flintlock】
火打ち石と火打ち金の出す火花によって点火する銃。17世紀から19世紀ごろまで使われた。フリントロック銃。
むらた‐じゅう【村田銃】
旧日本陸軍最初の制式小銃。明治13年(1880)に陸軍少将村田経芳(むらたつねよし)が考案したもの。単発と連発とがある。
もけい‐じゅう【模型銃】
⇒モデルガン
モーゼル‐じゅう【モーゼル銃】
ドイツの技術者モーゼル(P.P.Mauser[1838〜1914])の考案した小銃の総称。連発銃と、旧日本陸軍の三八式歩兵銃の原型ともなった後装式の小銃が有名。
ゆうぎ‐じゅう【遊戯銃】
本物の銃器の形を模した、玩具の銃。エアソフトガン・モデルガンなどがある。玩具銃。トイガン。