じだい‐かんかく【時代感覚】
その時代の動向や特徴などをとらえる感覚。「—が鋭い」
蛇(じゃ)の目(め)を灰汁(あく)で洗(あら)・う
鋭い蛇(へび)の目をさらに灰汁で洗う。善悪を明らかにする、また、物事を明白にするたとえ。「何もかも申し上げたら、明(あか)さ暗さが—・うた様になるであらう」〈伎・幼稚子敵討〉
柔(じゅう)能(よ)く剛(ごう)を制(せい)す
《「三略」上略から》しなやかなものは、かたくて強いものの鋭い矛先を巧みにそらして、結局は勝利を得る。転じて、柔弱なものが、かえって剛強なものに勝つ。
じょうはり‐の‐かがみ【浄玻璃の鏡】
仏語。地獄の閻魔(えんま)の庁にあって、死者の生前の善悪の行為を映し出すという鏡。転じて、鋭い眼識。「大蔵のお局さまの、—にかかり」〈逍遥・桐一葉〉
じろり
[副]目玉を動かして、鋭い目つきで見るさま。じろっ。「—と一瞥(いちべつ)する」
す‐ぐり【酸塊】
1 スグリ科の落葉低木。長野・山梨両県の特産。葉の付け根に3裂したとげをもつ。葉は三〜五つに裂け、縁に鋭いぎざぎざがある。5月ごろ、白い花が咲き、実は熟すと赤褐色になり、酸味があって、食用。 2...
すじ‐ぼり【筋彫(り)/条彫(り)】
1 下絵を画面に当て、上から鋭い刃物などで傷をつけて図様を写すこと。釘彫(くぎぼ)り。 2 ⇒毛彫(けぼ)り 3 入れ墨で、輪郭だけ彫ったもの。
スパイク‐ノイズ【spike noise】
電子機器で、スイッチの開閉などに伴って出る、鋭い波形の騒音。
スミスロック‐しゅうりつこうえん【スミスロック州立公園】
《Smith Rock State Park》米国オレゴン州中央部の都市レドモンドの北郊にある州立公園。クルークト川の浸食で形作られた鋭い岩峰が林立する。ロッククライミングの名所として知られる。
寸鉄(すんてつ)人(ひと)を殺(ころ)す
《「鶴林玉露」地集一から》短い刃物で人を刺し殺すの意。短く鋭い言葉で人の急所をつくたとえ。寸鉄人を刺す。